【プレスリリース】中年太りの仕組みを解明 ~肥満による生活習慣病の画期的な予防・治療法へ大きな1歩~
片桐プロジェクトに関連する研究成果がプレスリリースされました。
【発表のポイント】
- 抗肥満機能を持つメラノコルチン4型受容体(MC4R)が脳の視床下部の神経細胞の一次繊毛に局在し、加齢に伴ってその一次繊毛が退縮することをラットで発見しました。
- MC4R局在一次繊毛を退縮させると、代謝が低下するとともに摂餌が増えて肥満になりました。
- MC4R 局在一次繊毛の長さが「痩せやすさ」を決定しており、それが加齢や過栄養(飽食)によって短くなることが加齢性肥満(中年太り)の原因になることを解明しました。
- 本研究成果は、生活習慣病の未病段階での予防法や画期的な治療法の開発につながることが期待されます。
詳細は以下リンクをご参照ください。
プレスリリース詳細
片桐プロジェクト(恒常性の理解と制御による糖尿病および併発疾患の克服)
blur_on2024.03.07