確率動作スピン素子を用いた高性能・省電力「P」コンピューターを実証 ~機械学習や組合せ最適化に適した高い演算性能と電力効率が明らかに~
FRiDの共同研究者である金井駿准教授(電気通信研究所)が参画した研究の成果がプレスリリースされました。
【発表のポイント】
- 確率的に動作する新規スピン素子とプログラマブル半導体(FPGA)を用いて、量子コンピューターに似た機能を持ち、室温で複雑な問題を省電力で高速に解くコンピューター – 確率論的(「P」)コンピューター – を構築。
- 開発したPコンピューターで組合せ最適化問題などを例にその性能を評価。
- 古典コンピューターで確率的な演算を行う場合と比べて約5桁高い演算性能と約1桁低い消費電力を実現できることが明らかに。
詳細は以下リンクをご参照ください。
FRiD研究課題名:ヘリカルスピントロニクスの学理構築
blur_on2022.12.07