八木原助教の論文がChemical Engineering Journalに掲載されました

【題目】Evaluating the economic potential of membrane technologies for post-combustion in existing combustion systems: Comparison with MEA-based system

【著者】Koki Yagihara, Tsai-Wei Wu, Hajime Ohno and Yasuhiro Fukushima

【要約】

膜分離を用いた排出後の二酸化炭素回収技術は、吸着剤ベースのシステムに代わる有望な選択肢として注目されています。化学吸収法においては、モノエタノールアミン(MEA)といったアミン吸収液が標準的なベンチマークとされています。一方、膜分離技術に関しては、標準化されたベンチマークが存在しません。
本研究では、MEA吸収法を基準としつつ、プロセスシミュレーションと感度解析を通じて、膜分離による燃焼後回収技術の経済性と、技術開発によるコスト削減効果を評価しました。膜技術の重要な研究開発の方向性として、膜コストの低減、膜の薄膜化、交換周期の延長に焦点を当てて分析を行いました。本分析では、燃焼後回収における膜分離技術において重要な関係である、Robeson’s upper boundによる透過性と選択性のトレードオフも考慮しています。