分離プロセスの自動生成を一歩進める論文がアクセプトされました

【論文情報】

題目: Automated hybrid distillation sequence synthesis framework of mixed azeotropes and nonazeotropes

著者: Anqing Wang, Alexander Guzman-Urbina, Tsai-Wei Wu, Hajime Ohno, Yasuhiro Fukushima

複数成分の化学物質が混在した状態からどのように分離を行うべきか。人の経験に極力頼らず自動的に分離プロセスを提案できるような仕組みを目指して、博士課程1年のWangさんが修士論文でとりくんだ内容の一部がChemical Engineering Research and Design誌(European Federation of Chemical Engineering, IChemEの公式ジャーナル)にて掲載可となりました。前報を発展させ、共沸を起こすような混合成分系についても抽出蒸留を用いた分離プロセスを合成、最適化して提案できるようになりました。