「日本学研究会」キックオフシンポジウム (第一回学術大会 2020年2月21日 東北大学)

当「現代日本学」専攻分野 (東北大学文学研究科) と 「国際日本研究講座」(国際文化研究科) が中心になり、「日本学研究会」を立ち上げました。

そのキックオフシンポジウムを、2020年2月21日に東北大学川内北キャンパスにおいて開催いたしました。

2020年2月21日 (金) 10:00-17:30
東北大学川内北キャンパス 「マルチメディア棟」6階
(仙台市営地下鉄「東西線」川内駅 南2出口すぐ)

Poster(PDF): https://web.tohoku.ac.jp/modern-japan/wp-content/uploads/A4_Poster_2020-2-21_Nihon-Gaku-Kenkyukai-1st-conference.pdf



[プログラムPDF]

プログラム

会長挨拶および本会の趣旨説明(10:00-10:15)

大学院生報告(10:15~12:30)

・王昕涌 (東北大学)「明治初期の政教一致の一側面――常世長胤の思想から」
・保泉空 (東北大学)「昭和前期のカトリシズム――吉満義彦の近代超克論を例に」
・荒井美咲 (東北大学)「日本人大学生の「キャラクタ」を介した人間関係の一考察」
・高橋優香 (東北大学)「司馬遼太郎の仏教理解」
・本間大善 (東北大学)「中世における声の世界観――「高声」を例に」
・Julio NASCIMENTO(東北大学)「宗門と在家の結節点――大内青巒と近代の曹洞宗」

パネルセッション「近代日本文学のなかの宗教と女性」(13:30~16:00)

・牧野静 (筑波大学)「宮沢トシの信仰とジェンダー」
・水谷香奈 (東洋大学)「真の女性解放とは何か――平塚らいてうの人間観・女性観」
・大澤絢子 (大谷大学)「「物語る」歴史学――親鸞と恵信尼はなぜ夫婦なのか」
・笠間はるな (東北大学)「『文学界』と文覚上人発心譚――明治20年代における前近代文学受容と女性作家」

基調講演(16:15~17:30)

・佐藤勢紀子(東北大学)「仏教思想とジェンダー――「源氏物語」を対象に」